人一倍元気でパワフルで、いつも明るく笑ってたみっこさん。
病気とは縁遠そうなその姿、本当に笑っている所しか思い出せないし、亡くなったと言われても全くピンと来ない。
歳だって私より3つも若い43歳。あまりにも早すぎる。
こうやって記事にしていても、現実にみっこさんとはこの世でもう会えないなんて信じる事が出来ない。
みっこさんとの出会いは、もう随分前。
確か恵比寿のベアフェス2回目出展位の時だったか?まだ文化からの『アンティーク好き・・・』も出る前で、私の作品も2日かけて7割位がゆっくり売れる感じだったので、初日にいきなり3体も買ってくれたのにはビックリした。
恐らくその頃はみっこさんはまだベアは作ってなかったのか?作り始めた頃だったんだと思いますが、すごく興奮した様子で、あの大きな瞳を更に大きくして、「かわいいですね〜!」を連発してくれた。
その後も変わらず応援してくれ、最近ペースこそ落ちたものの、購入してくれる時は相変わらずのあの興奮顔で、真剣にみてくれていた。
私もみっこさんのような人に、ずっとベアが愛され続けている事は大変な誇りと思っていたし、これからもずっとあの大きな瞳を見開いて、私のベアを見てて欲しかった。
そして彼女の愛くるしいベアも見せて欲しかった。
だけど、それはもう叶わない。
だから、みっこさんが産み出した子達を、皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。
いや、別にプレッシャーかけてる訳じゃないんですが・・・。
作家にとって、自分の作品のその向こうにある笑顔は本当に大切な財産だと思うし、誇りでもあるから、彼女もきっと同じ気持で、そのベアを通して皆さんの幸せを願い続けていると思います。
ちなみに告別式は昨日でした。
下調べをろくにせず出かけた私は、最寄り駅からタクシーを拾う事も呼ぶ事もできず、葬儀に行くことが出来なかった・・・。
なんと最寄り駅、下総橘から12キロ・・・これを1.2キロと勘違い。バスはなし。
ごめんね、みっこさん。
でもみっこさんの事だから、カラカラと笑ってた事でしょう。
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