今日は父が上京。
父の高校の同級生の奥様、大原瑩子さんの個展に一緒に行ってきた。
http://www3.ocn.ne.jp/~konisi/
自宅の一階に作られた開放感のある立派なギャラリー。
展示スペースの隣はアトリエで、ここもかなりひろびろ〜♪
東京でこんな大きなアトリエをお持ちなんて、なんとも羨ましい。
大原さんは尾道の出身で、プロフィールみたら、最初の個展が尾道の孔雀荘となってるので、「ここ今もありますよね?私数年前に尾道にいった時ここのオーナーさんにホテルを教えてもらったりしてお世話になったんです」と言うと、
「初代のオーナーはもうお亡くなりになったから。。。。どなたか継いでるのかしらね?お子さんもいらっしゃらなかった筈なんだけど」と大原さん。
そう言われると私もあまり自信がなくなって、別の名前だったかしら?と今ネットで調べたらやっぱりあった!
なんだか面白いリンクの仕方にやはり世の中は狭いものだと・・・・。
しかし、小さな身体のどこにこんなパワーが隠されているのだろう?と思うほど大原さんの作品は、サイズも大きいしダイナミックでパワフル。
ご自身が広島の出身で、ご親戚を原爆で何人か亡くされている大原さんは、2011年の原発事故で相当心が揺さぶられたらしい。。。。そんな思いを作品に託したのだそうだ。
ここにも、同じ思いの人がいた。
大原さんの描いた一人の女性像、「地球最後の人」というタイトルがついている。
彼女の腕に抱かれた大きな卵。さて、この中からは、一体なにがうまれてくるのでしょうか?
新しく生まれ変わった、美しく強い人であって欲しいと思う。
入場無料です。お散歩にも楽しいエリアでした。